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考えさせられる

昨夜の落雷はすっかり去り、今朝からどんよりとした曇り空。
時折、ぱらぱらと雨は降るが、雨水タンクにたまるほどでもない。


今朝、作家で尼僧の瀬戸内寂聴さんがトーク番組に出演していた。
とても興味深い内容であったが、最後に話した内容が印象的であった。

司会の作家、阿川佐和子さんが「これからの日本人が何を気概を持って生きてゆけばよいのか。」という問いに対し、

「私は(高齢だから)先の日本のことは考えていない。しかし、このままいけば日本はなくなるのでは…と危惧する。地震にしろ津波にしろ、“天災”。これは大昔から存在し、われわれ人間は防ぐことができていない。しかし、原発(事故)は“人災”。人間が作ったもので、人間が(作ることを)止めればすむこと(防ぐことができる)。そんな簡単なことがどうしてできないのか。ひどい目に合っているにもかかわらず、原発(機器・システム)を外国に販売しているということはどういうことか。その神経がわかりかねる。恐ろしい。」と。

すると阿川佐和子さんも「同感です。(何かあった場合、)どう責任を取るのか。」と。

さらに、瀬戸内寂聴さんは「本当に日本の将来が心配だ。現在の政権は戦争をしようとしている。“憲法改正”を唱えている、すなわち“憲法第9条を改正する”ということ。憲法第9条を変えて戦争をしたところで、今の日本の状況では戦争をしても“敗戦”することが目に見えている。気づいたら、(日本の半分は)アメリカ領土、もう半分は中国領土になり、日本がなくなる。今の大臣たちは“戦争を知らない世代”である。仮に戦争が始まった場合、彼ら政治家たちは高齢で戦地に赴くことがないのだ。自分が行かない、他人事なのである。だから、(憲法を改正するということは)無責任である。」と。

阿川佐和子さんは「ただ、本当のところ(日本で)戦争をしたいと思っている人は少数派だろう。(現代人は)何を持って気概を持てばよいのか、軸が見当たらないのでは。」と問うと、

瀬戸内寂聴さんは「いまの若い人々は“革命”を知らなさすぎる。100年ほど前の日本人だったら、『現状が間違っている』となると、少しでも(日本を)良くしようと努力や命をかけて戦った。若者には“革命に恋する(=革命が必要)”ようでないといけない。若い時しか“革命”はできないですよ。」と。


政治的な話はあまりしたくはないけれど、私も憲法改正は反対だ。
首相の祖父の「(連合国から)与えられた憲法でなく、日本独自の憲法を」というかなわなかった夢を現実にしたい…という気持ちらしいが、憲法のもとで守られたことは大きい。

与えられた憲法と言うが、全てを否定することはいかがなものか…と思うのだ。
例えば、日本人の考えた憲法草案では“女性の権利”はなかったからだ。
当時、草案作りに参加したアメリカ人女性、ベアテ氏が「女性にも権利を与える憲法を」と連合国の草案に加えるよう、強く進言したからに他ならない。
ベアテ氏は幼少期に日本で育った。そのころは“男尊女卑”、女性の多くは教育をまともに受けることもできなかったため、男性と同等に働くことなどあり得なかったそうだ。その状況を子供ながらに違和感をもち、なんとかならないのか、と思っていたそうだ。
彼女の進言がなければ、女性の参政権はいつ手に入れることができたことだろうか。
ましてや、こんなことを書くことさえもままらなかったのではと思うのです。

したがって、(連合国が)数日間で考えられて与えられたから嫌だという人もいるが、決してそうではないと私は思っている。
今回の憲法改正、憲法第96条…2/3以上の賛成が過半数賛成となれば、力でねじ伏せてしまうようになる感じがする。
したがって、瀬戸内寂聴さんの言う、「今の大臣たちは“戦争を知らない世代”である。仮に戦争が始まった場合、彼ら政治家たちは高齢で戦地に赴くことがないのだ。自分が行かない、他人事なのである」という言葉に共感したのかもしれない。


なにもない…ことが、良いことだと思うのですが。
皆さんはどうお考えでしょうか。

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